春の訪れをまちわびて
ずっとうずくまる胎児のように
そっと耳を傾けた
ぷくぷくと音無き音をたて
土の裏の忙しい事を知る
太陽をぞんぶんに浴びた我が子たちが
走りまわるように
一気に芽吹いては散るその瞬間を見る
照らし合わされた一点の奇跡に
はかない今を見る
地球は忙しい地球は今にも忙しい
命の呼吸は瞬きのように過ぎて
また目を覚まし
愛おしい今を見る
*
神様は言った
あなたの色をだせばいいよと。
あなたが何色にでも染め上げていい。
そしてあなたの染めた色を愛しなさいと。
*
染めた色を咲かせようか
咲かせた色を染めようか
* *
** ** **
* * * *
* * *
今にいるのになんだかむしょうに
なつかしくもあり
とおい過去のような感じ
*
春の風はかけてゆくよ~
るるる
るるる
*
今日もかえるの声に眠る〆
**************
*************
***********
***************
0 件のコメント:
コメントを投稿