島尻から 大神島行の船に乗る
船からの潮風を浴びながら波を見つめて
大神様の島大神島。
いつも 大神島に行ったら あいさつするおばあがいる。
久貝商店の梅おばあ。
大神島の司んま。大神様につかえる方。
梅おばあの 商店に行ったら いつも ミキ(甘いお米の飲み物)を買って、
おばあはいつも 野菜天ぷらや ちゃんぷるーや 食べていきなさい
と ごちそうをしてくれる。
子供は宝だから一生懸命育てなさいねえ
と励まして くれた。
大神島の あの 時をとめた ような 石垣、瓦屋根、ブーゲンビリア、あの空気、おばあの声。
どれをとってみても 心の中に イメージできるし 心に生きている。
大神島の神様と 繋がる一時
静かで 大きく、 暖かく 愛に溢れて いつも 涙する。
ここで はじまった。
全ては ここで はじまった。
年末に 宮古島 が ずっと 心から離れなくて
宮古島に行こうとしていた、 でも 行けなかった。
私は恐れていたのかもしれない 大切な場所の大切な人々とあうことを。
繋がっていることにまちがいはない
いつも心で 見ないふりを している
私にとって まっさらになる 場所だから 怖かった。
昨日。 大神島の事を思い出していた。
11年前大神島に はじめて行った日の事。
おばあにあった日の事。
みんなで歌ったこと、踊った事、
大神島の海の中で魚とたわむれたこと。
大泣きをして 神様と繋がったこと。
大好きな人たちが 旅立っていく、やっぱりどうしようもなく切ないよ。
魂であえるけれども、
肉体をもってあえたことの尊さを思うと 切ない。
そして いつもいつもたえまない愛をありがとう
あたたかく迎え入れてくれてありがとう、
まいふかあ まいふかあ ぬくみとう。
大神島の司んま 梅さん
愛をこめて
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