六さん(仮)
は
私の 家のたった1人のお隣さんのおじぃちゃんだ
歳は、確か89歳だと言っていた。
1人で住んでいる ので お隣さんが来てうれしい
と言ってくれた。賑やかでとても嬉しいと。
たまに六さんが 外に出ては 川を見ている時が
あるので、行っては一緒に川を見て、今日は水量があるね
とか、今日は少ないね、暑いね、とか 雨が降りそうだねと
話す。 六さんの 間がある 喋りがとても好きだ
私が畑に ジョーロで水やりをしていると、
大変だろうから、ホースをあげるから、水道に繋げなさいと
色々と用意してくれて、
ホースのジョイントがつけれない私を見かねては
あーでもないこーでもないと水浸しになって心配してくれた
四時間、奮闘したが結局ジョイントが あわず 笑
もう原始的に、 針金で締めることに、これでいいね、
とやっぱりシンプルなのが一番いいねと言い合った。
私が ホースで格闘していて焦っていると
六さんが 何を急いでいるんだい?
ゆっくりやればいいんだよと
私は、いつも ハッとさせられる。
時間の感覚
時間は ないこと
ゆっくりやること
ああ、一日を あれやこれやと何か焦っていたな
と
六さんと話すといつもハッとさせられる
畑の野菜の サラダ菜やレタスが沢山出来てきたので
六さんにおすそ分けをすると 六さんもいつもおすそ分けをくれる
なんか、ぐるぐるまわってとても面白いねと話す。
おすそ分けっていいな。
六さん というお隣さんに出会えてとても嬉しい
まるで勝手に お爺ちゃんに出会えたようだから
お爺ちゃんに会いたかったから
六さん の 空気感は 昔の 懐かしい香りがする
野菜が沢山出来たら 六さんに食べてもらいたい
近所の方や、六さん、みんなが陰で見守って、応援してくれている
学ぶことが 沢山ある
やることも 沢山ある
でも
人と 人の ご縁を
一つ
一つ
大切にしよう
大切にしよう
そう思う。
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