2歳

 我が愛おしの末娘が　

先日　2歳の誕生日を迎えました。

このこが出てくる前日

まだお腹にいた時のお話

その日は　

やり残したことってないかなー？

と話していたのを覚えている。

あとは、ゆっくりと映画作品を観るくらいかな〜

と　全てお産の準備が整った日で

あったので、ホッとしていた。

観たい映画もなく　でも、ただ、映画館で

観ると言う行為がしたかった

(結局映画は観れなかった)

夕飯を食べて、ギターを弾いていたら

何故かセンチメンタルな気分になり

1人

夜空が見える　　

畑に出て　

お月様を観ながら

ギターを抱えて　

ぽろりぽろりと

弾き　　

うたい　

　

うたっていると　

涙がとまらなくなって

泣きながら歌って　

夜空の　暗がりの中にいた。

じんわりと込み上げてくるものと

を感じていた。

歌い終わり、　　

空の模様が

風と共に変化して

お月様のよこに

大きな雲の顔が　

みるみるうちに現れて

うかんだ。

誰だ？！　あの雲は！　

！？

え　顔があらわれた！

ふっくらとしたほっぺたが

大きな　もちっとした　顔

とてもとても大きな　雲の顔

すると

雲の顔が

大きな　口をあけた

そして

みるみるうちに動いて

月を

ぱくりと

食べた。

！

！

わぁ

わぁ、月を　

たべちゃった！

あのこ！

何なんだろぅかな？

誰だったんだろぅ？

と不思議な　

光景だった。

刻一刻と変化していった雲は

みるみるうちに

流れて　違う形になって　

ちらばっていった。

ギターをかかえて　

大きなお腹で

ぽつんと　空を観ながら

座っていた。

1月の外は寒くて　

風が吹いてきたので

もぅ　家の中へ

入ることにした。

家族のみんなに、

今の出来事を伝えて

寝た。

その晩の　明け方

おしるし　と共に　

陣痛がはじまった。

。。

。。

。

。

。

。

。

。

娘が産まれた日　

ああ、あの雲のこ！

！！

！

目をみて　

顔をみて

頭を撫でて

手を足を感じて

抱きしめた。

。。。

あなたが　

雲になって

お知らせしてくれたんだね。

と思った。

満ちましたよ　と。、

時が　満ちましたよ　と。

ようこそ

ここへ！

産まれ出た子は

産まれ出て　安心しきって　

精一杯の　命の呼吸を　して

すやすやと寝て

地球に　降臨した。

このこは、

ずっーーーーーーーーと前から

知っている！

ずっーーーーーーーーと一緒にいたよね。

と　出会って　、、

また　

見つめ合って　　

瞳の奥の奥の方に　

みつける。

おかえり

おかえり。

このこ　の　魂の　道を

どうか　お見守り　　お導き

ください。　

健やかに　全うされますように。

と

祈った。

わたし　を通して　

星から　きた　命

全ての人は　お母さんの中から

出てきたんだよ。

おめでとう　

おめでとう

おめでとう。

感謝　しかない。

産まれるという　行為に

感謝しかない。

私に沢山の

　原初　に　

出会わせてくれた。

毎日、沢山の　氣づきを、

くれる　尊き　お方。

見守り　

みつめつづけて

あと何呼吸　分か　なんて

知らないけど

満ちる　

日々を大切にしよう