あの日 の
山いちご 。
まるで 小さなシャーベットのように
シャリシャリ 口いっぱい甘酸っぱくなった。
至福の朝食。
冬のごちそうよ
*
空に咲く花々に見惚れて ね
その 美しさに 言葉を うしなったの
瓢箪池に 氷が はって
そして パリンとした 氷から 見る 世界は
ぼやけて 水水しい
*
お友達が お花をくれた
あなたに あげるよ。
部屋に飾って
窓を開け放った。
ぴんと背筋が のびるほどの 冷風 と 新鮮な 空気に
体が 大喜びしていた。
なに気ない 日常が わたしの 全てで
目に映るもの すべて に 今 という 永遠を みる
なにもないけれども 全て ある
わたしの中に 全て あった
それが
おかしくって
ゆっくり 入れた 花茶を
ゆっくり 体内に 取り込んで
その あたたかいものを 内臓 が
わい、わいと 受け入れていく のを 感じていた。
*
君でもなかった
わたしでもなかった
だれでもなくて
世界でもなかった
宇宙でもなくて
神様でもなかった
その
なんでもない
なにか
に
ただ ただ
いるよ
*
今ここ
それだけで 十分。
死ぬにはもってこいの 日 だった。
まだまだ
巡礼続編は 続くらしい
*
LOVE
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