その唄の子をはらんで 私は 長い陣痛の痛みに
時にはもがき苦しみ、喜び、歓喜し、そして涙する
この唄の子は 長い旅路の 末 きっと いつか うまれる
言葉にならない 言葉を のせて
*
魂がどうしようもなくなって 内部爆発を起す
私は もはや私がなくなって チリジリノコナゴナ になっていく
そして 命が 笑って迎える
*
どうあがこうが 痛みを 逃がす 呼吸 に 向かい
痛みと ともに ここに ある
はてしが ない
はてなど ない
鼓動 に 耳を すまして
私は 膜の中にもぐりこみ
安堵 して
*
ただ まっている
ただ まっている
ただ まっている
*
あいたい
0 件のコメント:
コメントを投稿