バラ🌹
薔薇と聞いて何を思い浮かべる?
バラ色の人生
バランス
バラ族!?笑
トゲ
良い香り。。
などなど。
人によって
みんな受け取り方は違う
私は小さい頃
バラはすきではなかった。
むしろ
苦手だったかもしれない。
小さい頃近所に
すごい不思議な
魔女みたいな
おばさんが住んでいて
髪の毛は金髪
爪は長くて
真っ赤なネイル
口紅も真っ赤
金色の輪っかのピアスに
指輪は
サファイヤや
ゴールド
ルビー
の指輪を沢山つけて
服は上下
真っ赤な服をきた
人が住んでいた。
お母さんと仲良しの方だった。
その存在たるや
子供ながらに
ほんとうに
魔女だと思っていた。
そうだとおもう。
なんか
その方のお店の中は
昔
バーか
パブか
やっていた形跡があって
真っ赤なカウンターに椅子
60.70年代の空気感のまま
止まっていた
そのお店の暗がりの奥に炊事場が
あって
いつも水がポタポタと
滴り落ちていた
使い込まれた
まな板と
包丁。
そのまた奥が
彼女の部屋だった。
どくとくな雰囲気の部屋
真っ赤な部屋
香水の匂いが立ち込めて
いつもバラが
飾ってあった。
炭火焼きで
鶏肉を焼いてくれて
秘伝のたれで
もうたまらなく美味しくて!!!
ほんとうに忘れられないくらい
その人の焼く
炭火焼き鶏が
美味すぎて
いまだにあの
鶏肉を超えた
焼き鳥はたべたことがない。
そう、
いつもお母さんに
その方から
電話がかかってきて
鶏肉を焼くから取りに来いと。
その取りに行く役目が
わたしだったのだ!
その方は
ほんとうに
優しい人だったけど
もうその風貌から
その空間から
匂いから
真っ赤なバラから
いつもドキドキしながら
鳥肉を取りにいっていた!笑
炭火で焼かれた鳥
いつも
焼き途中で
その真っ赤な空間で
またなければならない。
焼けたらいつも
小さく切って
真っ赤なネイルの指に
つままれ
私の口に入ってくる
はい、
食べなさい。
う!
うまい
でも怖い。。。。
美味い!
と
ドキドキしていた
幼少時代。
今思えば、愛でしかない行為
めちゃくちゃカッコいい方だった!
あの時代に
金髪の老婆で
ファンキーなお洒落な人だったよなぁ!
すごい優しい人だったなぁ。。。
って。
でも
小さい頃のわたしには
魔女
でしかなかった。
そして
その人そのものが
真っ赤なバラの花のような人だった。
そんな
バラといえば。。。
その人を思いだすし
あの夫婦も思い出す
まさかこんなにも
人生にバラが登場するとは
思ってもみなかった。
トゲトゲの子。
わたしが人生で
変化し
苦しみ、
悩み
浄化し
涙が沢山流れた時
バラが
わたしを癒してくれた
バラを育てる夫婦が
バラを私に
ギフトしてくれて
香りを嗅ぐと
全てがとけていくように
清らかな気持ちになった
なんというか
天にも
のぼるような香りと
でも言おうか。
それからと言うものの
あの真っ赤なバラ🌹
も
香り豊かなバラも
バラがすきになった。
よくバラ色の人生とかいうけど
どう言う意味だろうと
連想してみた
トゲがあって
いばらの道でも
短期間にしか咲かないけど
その咲いた姿が
それは
みごとな美しさ
そして
すぐに
朽ちていく
そんな人生のことだろうか?
全ての人に
言える言葉だなぁ。
たしかに
みんな咲く
んだ。
ひと知れず
咲く
花
みんなに見守られ
咲く花
日陰で咲く花
色んな咲き方があるけれど
たしかに
咲いた
んだろぅ
たしかに
光は
あてられ
咲く
*
幼少時代の
バラのようなその方の
人生
に
バラを育てた
あの方達の
眼差しに
思いをはせて
そんなような
在り方
で
ありたいと
私も思う。
かっこいい
大人達に
可愛がってもらって
私もそんな
かっこいい大人になりたい
。
と
思うけど!
私の場合
ひょうたんばあさん
だな!笑
かっこよくはないけど
笑えていい。
わたしを思い出すたびに
笑ってもらえたら
これ幸い。
私は
ひょうたんバラババァ
に
なる
(妖怪ではない)
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