2022年9月21日水曜日

海の器

先日のこと 

海に行きました。私たちの家から一番近い海は島根県浜田

そのなかでも 三隅の 田ノ浦海岸がもっぱら最近の行きつけの海です

夏はお店のオープンに向けて忙しかったしオープンしてからも

日々の くらしで バタバタとかけぬけた 8月

気が付けば 九月の頭 夏のかけらをもとめて

海に はしりました。

もう海水浴場は ひとっこ ひとりも いない 海岸

ぐさりとパラソルをたてて 水着に着替えて 裸足で海の中へ

ざぶんと 飛び込めば 水を得た魚のように 泳ぎたい気持ちがありつつも

小さなわが娘は 海が怖い様子で ママママ母さんとしがみついて離れない

ので そんなだっこちゃんを 片手に 海を 漂いました

朝日の照らされた 波模様 がうろこのように 波打って 

その光の隙間に 小さな虹が波もに揺れて 光ってみえます。

透き通る 海の なみもを 見ているだけで 

開いていく 感覚  九月の頭 だけれど どうにか まだ寒くもなくて

心地よい 海の温度 に 関心しながら はいりました、。

「やっぱり 時たま 海に入ることが 必要ね」

塩にあらわれて 山でつきつめた日々が とけていくように解放されていく

そんなような 海の 器 に 抱かれました

娘は 海が怖いものの 海に行きたい 海で遊ぼう

と海のことが大好きなのです。 遊び場 は こんなに広くて

いくらでも 遊んでしまう ので またもや 日焼けの跡が 

私も 肌を気にする お年頃 またも やってしまった!と 黒くなった皮膚をみて

学ばない 永遠の小学生 だなって 思いました。

次の日は 流木を 拾いに 地元の人たちしか行かない海へ

連れて行ってもらって 流木を探しましたが なく。

シーグラス を たくさん拾って。

その 浜が なんとも 透明度が 高くて いてもたっても

いられなくなって 肌んぼうの 娘と一緒に 

だれも来ない浜で 肌んぼうになって 泳ぎましたら

なんと! 娘と泳いだ 海の中に アンパンマンの落書きがしてある

石をみつけて  !


なんとまあ
と 大喜びで宝物を 見つけました。

きっと誰かが らくがきした アンパンマン ここでいま 

娘が たいむりーに 喜んでおりますよ!と 書いたひとに いいたかった。

やなせたかし漬けの日々に やっぱり 海でも 丸い おかたにであった!

と 大笑いしたできごとでした。

海の家を営んでいる 友達家族と 腹がよじれるくらい笑って

満足 の 海のひ   



受け止めてくれて ありがとう 

流してくれて ありがとう 

漂わせてくれて ありがとう

遊ばせてくれて ありがとう 

笑わせてくれて ありがとう!


海は 薬 

私は 海からきたのだと 思い出した 日。

その海のかけらを 山でながめて 畑に 家 に と

暮らしに かけらを ちりばめて

山から海へ 海から山へ と つながっていることを

再確認 したのでした。