2018年6月27日水曜日

六さん

六さん(仮)


私の 家のたった1人のお隣さんのおじぃちゃんだ

歳は、確か89歳だと言っていた。

1人で住んでいる  ので  お隣さんが来てうれしい

と言ってくれた。賑やかでとても嬉しいと。

たまに六さんが  外に出ては 川を見ている時が

あるので、行っては一緒に川を見て、今日は水量があるね

とか、今日は少ないね、暑いね、とか  雨が降りそうだねと

話す。  六さんの  間がある  喋りがとても好きだ

私が畑に  ジョーロで水やりをしていると、

大変だろうから、ホースをあげるから、水道に繋げなさいと

色々と用意してくれて、

ホースのジョイントがつけれない私を見かねては

あーでもないこーでもないと水浸しになって心配してくれた

四時間、奮闘したが結局ジョイントが  あわず  笑

もう原始的に、  針金で締めることに、これでいいね、

とやっぱりシンプルなのが一番いいねと言い合った。

私が  ホースで格闘していて焦っていると

六さんが  何を急いでいるんだい?

  ゆっくりやればいいんだよと

私は、いつも  ハッとさせられる。

時間の感覚

時間は  ないこと

ゆっくりやること


ああ、一日を  あれやこれやと何か焦っていたな



六さんと話すといつもハッとさせられる


畑の野菜の  サラダ菜やレタスが沢山出来てきたので

六さんにおすそ分けをすると  六さんもいつもおすそ分けをくれる

なんか、ぐるぐるまわってとても面白いねと話す。

おすそ分けっていいな。


六さん  というお隣さんに出会えてとても嬉しい


まるで勝手に  お爺ちゃんに出会えたようだから

お爺ちゃんに会いたかったから

六さん の 空気感は   昔の  懐かしい香りがする


野菜が沢山出来たら  六さんに食べてもらいたい

近所の方や、六さん、みんなが陰で見守って、応援してくれている

学ぶことが  沢山ある

やることも 沢山ある

でも

人と 人の  ご縁を


一つ

一つ


大切にしよう


大切にしよう


そう思う。



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