愛は とらえることができない
でも常に そこに流れていて
空気の ように いたるところ 隅々
みるもの 全て かんじるもの 全てに
愛を みるとき
*
目の中に 果てしない地平線をみるとき
花の香 が 風にまって 香るとき
悲しみの中 涙が溢れて 優しく 太陽が照ったとき
水たまりのすそで ボウフラが水面を 優雅に泳いでいるとき
赤ちゃん が 大声で泣き おっぱいをよぶとき
そこら じゅうに 愛に 生かされて
空がなぜ 青い のか? と 問うて みても
愛がなぜ いたるところにあるのか?
愛とは 何なのか?
果てしない問い を 預けて
忘れてしまった ものを 取り戻す 旅の上
忘れてしまったものは 常にわたしに流れて
静かに 注ぎ込む お茶のように
身体に染み渡る
それでも 生きて 対照物を
配置されて 鏡が 反転 したとき
宇宙の中心に かえる
愛そのもの の
愛そのもの
大いなる 愛
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