2018年11月23日金曜日

虹色の細胞

あたり  の   空間が



透明な淡いベールに包まれて


透けるような


虹色の   細胞の   波を


泳いでいた




虹色の  粒子が


沢山  舞い



空気のように



軽い  速度で


進んでいたのかもしれない


とけるようなそのベールの空間は



どこか  懐かしくもあり



淡い   母さんの  子宮の



ようでも  あった



手があったのかも


わからないけれど



手をひかれ



何かの扉を   開けようと



していた


眩しいほどの




光で




私は目を覚ました。




あぁ、夢かぁ。




夢なら覚めないでいて



ずっとここにいたい




………………



夢にどうにか戻ろうと



目をつむる




あの  光景   は





…………………



夢に戻ったのか







………





目覚めたあとも







余韻はつづく






………


虹色の細胞







できているね









手をみながら


ぼんやり思う。





この世界も夢





夢を生きてる





あちらとこちら






境い目なんてなくて



ぜんぶ



繋がっている




ファルコンのような



あの龍に



あいさつをして





木の長老に





あいさつをして




永遠の今




物語を生きている




さて



ページが




白紙になり



何色の




絵の具をのせようかと




筆に




まかす






。。。。







もう少しだけ、




もう少しだけ、




でいいから




あの虹色の細胞の



つづきを




みさせてよ




いいところで




終わっちゃうから





ネバーエンディングストーリー



なんだね














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